ソウル・カムズ・ホーム/セレブレーション・オブ・スタックス
2007-01-22


実はタムラ/モータウンの音楽よりも、より泥臭くアメリカ南部の香りがするスタックスのR&Bが好きだ。スタックス参加のヴォルトレーベルも含め、世界的にはニューヨークのアトランティック傘下のアトコレーベルから発表されている。

このDVDは2003年5月メンフィスの「スタックス・ミュージアム」創立記念コンサートの模様だ。場所はメンフィス・ソウルの歴史的舞台であるオーフィウム劇場である。

1960年代後半から70年代にかけて、スタックスというメンフィスの黒人レーベルが世界に残した足跡は、シカゴのブルースレーベルであるチェスと比肩し得る。

このレーベルの持つ意味の重さは、タムラ/モータウンの流麗なサウンドとは別の、南部の野太いゴスペルに根ざした音を、ライバルのハイ・レーベルと競って作り出した点にある。

このライブには、そのライバルであったハイ・レーベルからアル・グリーンも参加している。

[DVD]

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